■ずっと「普通」になりたかった。
2004年11月11日 読書
ISBN:4907725140 単行本 ニキ リンコ 花風社 2000/04 ¥1,785
最初に「ずっと「普通」になりたかった。」と言う邦題に惹かれた。
僕も小学校の時から、人と違うということが感覚としてあった。このタイトルが示すように、僕もずっと「普通」になりたかった。
こんなことを周囲に言うと、周囲は「自意識過剰だ」とか「考えすぎだ」と言って相手にしなかったので、僕は「伝わらないことは言わない」ということに徹した。
しかし諦めきれなかった僕は、今の診療所に行く前に大学病院の精神科で主張している。その時の医師の答えも一般人と同じだった。
今の診療所へ移る時に書いてもらった紹介状にはこう書かれてある。「病名をとても欲しがっているようです」と。
その紹介状は今もカルテにはさまれたままだ。
僕はこの本の前にもう一つ、「自閉症だったわたしへ」と言う本を読んでいる。
この本が流行った当時(2002年)、僕のカウンセラーを担当してくれていたO坂さんに、「自閉症(PDD)」か「アスペルガー症候群(AS)」か「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」か「学習障害(LD)」か「発達障害」かもしれないと思う、と伝えた。
僕が「自閉症スペクトラム」に行きついたのは、「自閉症だったわたしへ」を知るより前のこと。「学習障害(LD)」が少しずつ世間に広まりだした頃だった。僕は「学習障害(LD)」を経て、徐々に「自閉症」、「発達障害」を疑いだした。誰も信じてはくれなかったし、今の知人も信じていない。
O坂さんが「自閉症だったわたしへ」を読んでどう思ったか、僕に聞いてきたことがあった。が、僕には、この本は正直よく判らなかった。当てはまる、とか 当てはまらない、とかそういった問題ではないように思う。
理由としては、生活環境が違いすぎたような気がする。しかし、同じく外国で書かれた「ずっと「普通」になりたかった。」はしっくり来たのだ。理由は判らない。
当時の主治医Dr.N田も最初は、「子供の病気だ」と言っていた。しかし、週一回の診察を重ねるうちに「可能性はある」と変わった。
そして、先月の成人知能テストの結果、「自閉症スペクトラム(PDD-NOS)」の可能性ありにまで発展した。
本当のところは「自閉症スペクトラム」なのかは判らない。いつ、診断が決定になるのかも判らない。
けれど、僕にとってこの本は「特別」なんです。
最初に「ずっと「普通」になりたかった。」と言う邦題に惹かれた。
僕も小学校の時から、人と違うということが感覚としてあった。このタイトルが示すように、僕もずっと「普通」になりたかった。
こんなことを周囲に言うと、周囲は「自意識過剰だ」とか「考えすぎだ」と言って相手にしなかったので、僕は「伝わらないことは言わない」ということに徹した。
しかし諦めきれなかった僕は、今の診療所に行く前に大学病院の精神科で主張している。その時の医師の答えも一般人と同じだった。
今の診療所へ移る時に書いてもらった紹介状にはこう書かれてある。「病名をとても欲しがっているようです」と。
その紹介状は今もカルテにはさまれたままだ。
僕はこの本の前にもう一つ、「自閉症だったわたしへ」と言う本を読んでいる。
この本が流行った当時(2002年)、僕のカウンセラーを担当してくれていたO坂さんに、「自閉症(PDD)」か「アスペルガー症候群(AS)」か「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」か「学習障害(LD)」か「発達障害」かもしれないと思う、と伝えた。
僕が「自閉症スペクトラム」に行きついたのは、「自閉症だったわたしへ」を知るより前のこと。「学習障害(LD)」が少しずつ世間に広まりだした頃だった。僕は「学習障害(LD)」を経て、徐々に「自閉症」、「発達障害」を疑いだした。誰も信じてはくれなかったし、今の知人も信じていない。
O坂さんが「自閉症だったわたしへ」を読んでどう思ったか、僕に聞いてきたことがあった。が、僕には、この本は正直よく判らなかった。当てはまる、とか 当てはまらない、とかそういった問題ではないように思う。
理由としては、生活環境が違いすぎたような気がする。しかし、同じく外国で書かれた「ずっと「普通」になりたかった。」はしっくり来たのだ。理由は判らない。
当時の主治医Dr.N田も最初は、「子供の病気だ」と言っていた。しかし、週一回の診察を重ねるうちに「可能性はある」と変わった。
そして、先月の成人知能テストの結果、「自閉症スペクトラム(PDD-NOS)」の可能性ありにまで発展した。
本当のところは「自閉症スペクトラム」なのかは判らない。いつ、診断が決定になるのかも判らない。
けれど、僕にとってこの本は「特別」なんです。
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